水迫畜産元取締役の容疑者を釈放 ふるさと納税の牛肉偽装事件で鹿児島県警

指宿市の水迫畜産が他県産の牛肉商品を「鹿児島県産」と偽装した疑いがある事件で、詐欺と食品表示法違反容疑で逮捕・送検された同社の元取締役で社員の男(55)が20日、身柄を釈放されたことが分かった。県警は任意で捜査を続けるとしている。 容疑者の男は19日に送検された。「(偽装は)意図的ではない」と否認していた。一般的に身柄を拘束された容疑者は、証拠隠滅や逃亡の恐れがあるとして、地検が勾留を請求。10日間以内に起訴するかどうか判断する。今回は、地裁が勾留の必要がないと判断したとみられる。 送検容疑は2023年9月8日、他県産の牛肉加工品に「鹿児島県産」のラベルを貼り偽装した商品120パック(計60キロ分)を、鹿児島県内の業者にふるさと納税返礼品として納品。同年10月31日、偽装分を含む代金として計約145万円をだまし取った疑い。 県警によると、男は当時、食肉加工販売を統括管理し、1人で牛肉の仕入れや在庫管理、原料肉の指定を担当していた。

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