ロシア系スパイの男を訴追 ウクライナ軍事動向漏らす 豪

【シドニー時事】オーストラリア連邦警察は21日、ウクライナの軍事動向をロシア側に漏らすスパイ行為を働いたとして、ロシアと豪州の二重国籍の男(27)を「意図的な外国干渉を企てた罪」で訴追した。 前日に逮捕していた。有罪と認定された場合、最高で禁錮20年が科される。 警察によると、男は豪南東部ビクトリア州在住で、2024年にロシアで軍事訓練を受けた。25年にウクライナに渡航して同国軍に入隊し、部隊の拠点や作戦などの情報を収集。これらの情報を、ウクライナへの侵攻を続けるロシアの情報機関とつながる人物に伝達したとされる。 警察はこの事件を情報機関「保安情報機構(ASIO)」と合同で捜査。男の自宅を含む複数箇所を捜索し、電子機器などを押収した。バレット警察長官は記者会見で「男の行為はウクライナ軍の要員を危険にさらした。豪州を安全保障上の脅威に対して脆弱(ぜいじゃく)にする恐れもある」と指摘した。

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