20代「7人に1人」が詐欺被害…貸金業者によるリアルな“お金の授業”にオファー続々「学校では教えきれない」

スマホひとつで簡単にお金が動く現代。若者を狙う金融トラブルは「闇バイト」や「SNS詐欺」など、かつてなく巧妙化している。お金にまつわる見えない脅威から身を守るにはどうすればいいのか。「プロミス」を展開する、SMBCコンシューマーファイナンスに最新の手口と注意点を取材。日々の顧客対応でリアルな声に直面する同社が、15年にわたり金融経済教育を続ける“切実な理由”にも迫る。 ■「消費者金融で借りればいい」、バイト・副業詐欺で借金を背負う若者たち 同社が20代の男女1,000名に行った『金銭感覚についての意識調査2026』によると、7人に1人が「詐欺などの被害に遭ったことがある」と回答。金融経済教育セミナーを開催する学校現場などで、先生方の話を通じて「近年、詐欺に遭う若者が増加していると実感する」と明かすのは、社会的価値創造推進部長・森川芳匡さんだ。 詐欺に遭った若者がプロミスなどの消費者金融を訪れることもあるが、最も多い理由は、「詐欺に遭った過程でお金が必要になり、詐欺師から消費者金融で借りるよう指示される」から。しかし、契約時点ではまだ詐欺に遭っているという自覚が無く、後になって詐欺であることを認知し、不必要な借り入れをしてしまったことが発覚する悲劇が増えているという。 具体的な事例として近年増加しているのが、バイトや副業に関する詐欺だ。深刻な社会問題となっている闇バイトとは直接的な関係はないものの、同じようにSNSなどで「簡単で高額」と謳う手口が多発。応募すると、より収入を得るために教材を買うよう勧められ、「お金がない」と断ると「消費者金融で借りればいい。すぐに元が取れるから」とそそのかされるのだ。言われるがままに借り入れをして教材を購入するも、そのあと連絡が途絶えたことでようやく詐欺と気づく。こうして、借金を背負う若者が増えているという。 さらに深刻なのは、個人情報を握られた状態で借金を抱え、返済のために闇バイトに加担させられ、被害者が加害者へと転落してしまう負の連鎖だ。

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