24日付で兵庫県警本部長を離任した小西康弘氏(57)が、離任前の21日に県警本部(神戸市中央区)で記者会見し、今後の県警について「新しい本部長のもと、職員一丸となって県民のために職務に邁進(まいしん)すると信じている」と期待を込めた。 小西氏は昨年3月に着任。10年、20年先も県民の安全確保の任務を果たせる「持続可能な県警」を重視し、採用試験改革や若手警察官の育成などに力を入れたという。 県警では昨年、懲戒処分人数が全国最多の50人となった。「職員の意識改革は道半ば。継続して取り組んでいかなければいけない」とし、「自分が警察官、職員の名にふさわしい行動をしているか振り返り、県民のために活躍してほしい」と話した。 事件では、同区で昨年8月に発生した女性刺殺事件が印象に残ったとし、「被害は残念だったが、迅速に捜査できた」とした。兵庫県の告発文書問題や知事選を巡る事案にも対応し、自死した元県議への名誉毀損(きそん)容疑で、「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首=同罪で起訴=を逮捕、公選法違反容疑で斎藤元彦知事=嫌疑不十分で不起訴=を書類送検し、「事案の注目度に関わらず、中立公正、不偏不党に適切な捜査に努めた」と振り返った。 小西氏の後任には、宇田川佳浩氏(56)が24日付で着任している。