【AFP=時事】北アフリカにあるスペイン領の飛び地セウタで29日、スペイン兵のパトロール隊に投石したとしてモロッコ人の移民4人が逮捕された。警察当局がAFPに明らかにした。追跡中に兵士1人が転倒して負傷した。 セウタではここ数日、同様の事件が相次いでおり、27日にはスペイン軍の車両に投石し、乗車していた4人のうち1人を負傷させたとして、モロッコ人移民12人が逮捕された。地元報道によると、12人のうち11人はモロッコへ強制送還された。 7月30日と31日に数万人の移民がモロッコから流入して以降、セウタはスペインにとって政治面・安全保障面で緊張の原因となっており、欧州連合(EU)の加盟国の間にも警戒感が広がっていた。 流入した移民の多くは数日中に立ち去ったが、人口8万人の同地域では依然として数千人の移民が残留し、路上を徘徊(はいかい)したりビーチで寝起きしたりしている。 27日には残留する移民の存在に抗議するセウタ住民と警察が衝突し、スペイン政府が沈静化を呼びかける事態となった。【翻訳編集】 AFPBB News