●60代女性から256万円詐取 石川県の女性から現金を詐取したとして、高知県警宿毛署は2日、千葉県白井市、元プロテニス選手の会社員平木理化容疑者(54)を再逮捕した。SNS(交流サイト)を悪用した特殊詐欺(SNS型ロマンス詐欺)で、逮捕は3回目。「心当たりがありません」と否認している。 再逮捕容疑は2022年4月〜6月23日、氏名不詳者と共謀し、石川県河北郡在住の当時60代女性から現金約256万円をだまし取った疑い。 署によると、女性は、空爆が行われている戦地にいる米国の軍人が米国に荷物を送るため、税関の手数料を立て替えてほしいとのメールを受け取った。その後、金沢市内の郵便局からゆうパックを使って現金を送付。平木容疑者は白井市内の郵便局で受け取った疑いが持たれている。 女性は今回とは別に2回、いずれも100万円以上を送金して現金をだまし取られており、署は関連を調べる。 高知県警は、鹿児島市内に住む当時50代の女性から22年2〜5月に30万円をだまし取った疑いで同容疑者を逮捕。山梨県に住む当時70代の女性から約140万円をだまし取ろうとした疑いで再逮捕していた。 いずれの被害者も、国外の医師などを名乗る人物からSNSやメールなどで現金を要求され、平木容疑者は被害金を口座から引き出すなどしていたという。 同容疑者は1997年全仏オープンの混合ダブルスで優勝している。