8月25日の深夜。浜松市内を走る車のドライブレコーダーには青信号の交差点を進入した直後、右側から現れた信号無視とみられる1台の軽乗用車と激しく衝突する瞬間が記録されていました。軽自動車はそのまま走り去ってしまいました。 被害に遭った車に乗っていた男子大学生とその友人は事故当時を次のように振り返ります。 <運転していた男子大学生> 「気が付いてすぐにブレーキをかけたのでフロント部分と相手車両の側面がぶつかったけど、そのままだったら死ぬまではないけど重傷は負っていたかなと」 <助手席に乗っていた友人> 「気が付いてコンマ数秒後にぶつかった感じで不可避だった。一番最初の感情は怒り」 一瞬の出来事でしたが、衝突した軽乗用車はスピードを落とすことなく、現場から逃走したといいます。 <男子大学生> 「まさか逃げられると思っていなかったので、びっくりというのと、頭の中がはてなって感じ」 ■■免許取得6日後の惨事… 男子大学生が運転していた車両はフロント部分が大破。男子大学生は事件の6日前に免許を取得したばかりでした。 <男子大学生> 「一般的に青信号は直進していいのに今はそれもちょっと怖い。青信号でも一時停止したくなるような気持が芽生えている」 事件の発生から8日が経過した9月2日、軽乗用車を運転していた男が逮捕されました。 過失運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、ブラジル国籍で静岡県湖西市新居町新居、自称・解体業の容疑者の男(24)です。 容疑者の男は8月25日午後11時半ごろ、浜松市中央区南浅田の交差点で軽乗用車を無免許で運転し、男子大学生の乗用車と出合い頭に衝突して男子大学生と同乗の友人2人にけがをさせた上、そのまま逃走した疑いがもたれています。 男子大学生は肩と腰に、同乗の友人2人は胸や首などにそれぞれ軽いけがをしました。 ■■「あり得ない、なんで逃げんのかな」 <男子大学生> 「免許持ってルール守っているのに、怒りもあるしあり得ない気持ち。なんで今の時代なのに、なんで逃げんのかなって」 警察によりますと、ドライブレコーダーの映像や、周辺の防犯カメラの捜査で容疑者の逮捕に至りました。 容疑者の男は調べに対し容疑を認めていて、警察が事故の詳しい状況を調べています。