警察官を装って高齢者から現金をだまし取ったとして、岡山中央署は9日までに、詐欺の疑いで、いずれも中国籍の埼玉県川口市、会社員の女(34)と、同居の会社役員の女(31)を逮捕した。2人は同じ特殊詐欺グループで受け子から現金を回収していたといい、会社員はマネーロンダリング(資金洗浄)する役割も担ったとみて捜査している。 会社員の逮捕容疑は3月、仲間と共謀し、大分県の男性(74)に電話で「犯罪にかかわる金銭を受け取った嫌疑がある」などとうそを言い、受け子を通じて800万円をだまし取った疑い。会社役員は同月、愛媛県の女性(72)から同様の手口で700万円を詐取した疑い。2人は「だまし取った金とは知らなかった」と供述している。 岡山県警は、倉敷市内で高級腕時計などが盗まれた昨年10月の空き巣事件に絡み、7月までに匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の男女11人を逮捕。うち1人が今回の詐欺容疑に関与しており、取り調べなどから2人が浮上した。