勤務先の工事現場から鉄板13トンを盗んだ容疑 播磨町の49歳の男を容疑で逮捕 兵庫県警赤穂署

勤務先の工事現場から建設資材の鉄板計12トンを盗んだとして、兵庫県警赤穂署は14日、窃盗の疑いで、同県播磨町に住む会社員の男(49)を逮捕した。 逮捕容疑は、ほかの3人と共謀し、昨年6月6日午後9時10~40分ごろ、赤穂市有年原の工事現場で、土どめの仮設工事に使う「鋼矢板」計約5・6トンを窃取し、さらに同7月16日午後9時半~同10時ごろ、同じ現場で、鋼矢板計7・1トンを盗んだ疑い。男は容疑を認めているという。 同署によると、鋼矢板は1枚1トン程度で、大きさは幅40センチ、長さ15メートル。被害額は計約66万円相当とみられる。4人とも当時は現場の作業員で、勤務時間外に現場の重機を使ってダンプカーに運び入れ、買い取り業者に持ち込んだという。 昨年10月、工事を請け負う建設会社へ情報提供があり、発覚した。同社は翌11月、同署に被害を届け出た。男以外の3人は謝罪し、一部を弁済したという。

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