“路上で切りつけ”逮捕の男「誰かに監視されている」支離滅裂な言動繰り返す 茨城・水戸市

28日、茨城県水戸市の路上で複数の通行人が刃物で切りつけられた事件で、逮捕された男が「誰かに監視されている」といった趣旨の支離滅裂な言動を繰り返していることがわかりました。 この事件は28日、水戸市内の繁華街の路上で通行人の70歳の男性の頭と腕を刃物で切りつけて重傷を負わせたとして、殺人未遂の疑いで塩原弘和容疑者が逮捕されたものです。 ほかに通行人の男女5人が切りつけられるなど、あわせて6人がけがをしていて、70歳と65歳の男性2人が重傷だということです。 調べに対し「自宅近くの道路で人を刃物で切りつけた」と話し容疑を認めているということですが、その後の捜査関係者への取材で、「誰かに監視されている」「狙われている」といった趣旨の支離滅裂な言動を繰り返していることが、あらたにわかりました。 また警察は29日未明、塩原容疑者の自宅を家宅捜索していて、同様の趣旨の内容が書かれたメモを押収していることもわかりました。 警察は、塩原容疑者の責任能力の有無についても慎重に調べる方針です。

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