〈「事実は小説より奇なり」土壇場で個人情報を“言い間違え”、真の所有者から連絡もあったのになぜ…《被害額55億円》地面師グループにだまされた積水ハウスの油断〉 から続く 土地所有者になりすまして巨額の代金をだまし取る「地面師」。55億円もの被害を出した「積水ハウス地面師詐欺事件」の決行当日、取引現場にはまさかの「警察官」が駆けつけ、車内には「警察に吸い込まれる(逮捕される)」という激しい緊張が走っていた。 絶体絶命の局面で、地面師グループはいかにして警察の動きをかわし、巨額の小切手を手にすることができたのか――。 ジャーナリストの河合桃子氏の新刊『 地面師連絡役カトウ: 積水ハウス55億円詐欺事件、ある実行犯の告白 』(小学館)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目) ◆◆◆