「金塊を取り返す仕事だと聞いた」栃木・上三川町の強盗殺人 “少年を勧誘”リクルーターの男子高校生の初公判で事件に至る一端が明らかに

今年5月、栃木県で69歳の女性が殺害された強盗殺人事件。少年を事件に勧誘した18歳の男子高校生の初公判が行われ、「取られた金塊を取り返す仕事だと聞いた」と語るなど事件に至る一端が浮かび上がってきました。 今年5月、栃木県上三川町の住宅で富山英子さん(69)が殺害され、息子2人も重傷を負った強盗殺人事件。 事件では、実行役のいずれも当時16歳の少年4人やリクルーターの18歳の男子高校生、指示役とみられる竹前海斗被告(29)、妻の美結被告(25)が逮捕・起訴されています。 事件から4か月。事件をめぐり、初めてとなる裁判が行われました。 リクルーターの相模原市の18歳の男子高校生。実行役の少年B(当時16)に対し、犯罪の実行役を担うことを知りながら、知人の川崎市の少年D(当時16)を紹介した職業安定法違反の罪に問われています。 きょう午後、宇都宮地裁で開かれた裁判で、男子高校生は起訴内容について問われると、「間違いないです」と認めました。 検察側は冒頭陳述でこう指摘しました。 検察側 「(男子高校生は)今年3月ごろ、少年Dから金に困っていると相談を受けた。その後、少年Bから金を稼げる仕事があると聞き、少年Dに話したところ、興味を示したことから紹介した」 その後の被告人質問で男子高校生は… 男子高校生 「少年Bのインスタグラムのストーリーで、『1000万円入る仕事がある』と見た」 少年Dとともに、少年Bから仕事内容についてこんな説明を受けたといいます。 男子高校生 「金塊を取り返す仕事だと聞いた。取られた金塊を取り返すものだと思った。どんな仕事かは分からなかったが、犯罪行為が行われるんだろうなと思った」 弁護側 「少年Dは話を聞いてどのような様子でしたか」 男子高校生 「乗り気で行く気満々でした。以前からお金に困っていて、『闇バイトを紹介してくれ』とも言っていました」 自分が犯行に加わらなかった理由について、「金がもらえるか分からないのに殴られるのが嫌だった」と説明した男子高校生。 男子高校生 「自分が行かなければいいやという身勝手な考えがありました」 検察側は拘禁刑1年6か月を求刑する一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。 男子高校生 「今回は本当に申し訳ございませんでした」 判決は11月19日に言い渡される予定です。

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