若狭勝弁護士「金塊20キロの窃取だけに絞れば捜査はスピーディー」三菱UFJ貸金庫窃盗事件

衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏が15日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。三菱UFJ銀行の東京都内の支店で貸金庫から顧客の金塊計20キロ(約2億6000万円相当)を盗んだとして、元行員の女性容疑者が逮捕された件で、解説した。 若狭氏は「金塊20キロの窃取だけに絞れば、捜査はスピーディーに進められたと思う。捜査の難易度を1~10までとして、難易度が10だとすると、3か4くらい。そんなに難しい捜査であったとは思えない」とした。 動向によると、この容疑者が昨年10月までの約4年間で、2つの支店での被害総額は10数億円に上るという。 お金に関する被害について若狭氏は、「金塊20キロ以外の現金の窃取になると、相当手間がかかる。場合によっては十数億円のうちの半分しか起訴できないとか、半分以下になる可能性もある。余罪の捜査は時間をかけてやらざるを得ない」と分析していた。

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