大手化学メーカー・旭化成の技術情報が中国企業に漏洩した事件で、逮捕された元社員の男が「次に就職する会社に認められたかった」という趣旨の供述をしていることが分かりました。 旭化成の元社員・古川祥一容疑者(66)は、半導体の製造などで使う接着剤の技術情報を不正に持ち出し、中国の企業にメールで送った疑いで逮捕され、18日送検されました。 捜査関係者によりますと、古川容疑者は旭化成を退職したあとに就職した中川区の企業や別の大手化学メーカーなどでも、技術情報を持ち出したとみられるということです。 また、その後の捜査関係者への取材で、古川容疑者が「次に就職する会社に自分が認められたかった」という趣旨の供述をしていることも新たに分かりました。 警察は、古川容疑者が転職で有利になるように技術情報を持ち出していたとみて、金銭のやりとりなどを調べています。