ロマンス詐欺から始まったささやかで予測不能の恋を描いた香港映画『ラブ・ライズ』(ホー・ミウケイ監督&脚本)が全国順次公開中です。主人公は52歳で産婦人科医のベロニカ。26歳のロマンス詐欺の打ち子ジョーとのやり取りから始まる恋愛、死別した夫との関係の昇華、そして再生していく一人の女性の生きざまを、ユーモアを交えながら繊細に映し出しています。 この映画を配給したのは、香港に本社がある総合映像プロダクション会社・サロンジャパンの松村江美子さん。ヒロインのベロニカと同世代で、プライベートでは二児の母でもあります。映画のキーワードである「だれもが感じている孤独」「会ったことがない人だからこそ本音を話しやすい」という現代人が抱えやすい感情と『ラブ・ライズ』の共通点、松村さんが香港映画を配給することになった意外なきっかけ、そして香港での子育てについてお聞きしました。