男性がICE捜査官に撃たれ負傷 米南部テキサス州オースティンで

オースティン、テキサス州、9月21日 (AP) ー 米移民・税関捜査局(ICE)の捜査官が20日午後、南部テキサス州オースティンで男性を撃ち、負傷させた。地元当局が発表した。現場には直後にICEに対する抗議者らが集まった。 オースティン市当局者が記者会見で語ったところによると、ベネズエラからの不法民の男性は州都オースティンで胴体を1発撃たれた後、病院に搬送され、重傷を負っているものの容態は安定しているという。 ICEを管轄する国土安全保障省は記者会見に参加せず、詳細を求める度重なる要請にも応答しなかった。 オースティン警察のリサ・デイビス長官は、市長やその他の市当局者とともに報道陣の取材に応じ、今回の発砲事件や捜査活動に市警察の捜査員は関与していないと述べた。 法執行機関の大規模な部隊が警備にあたる中、約100人の抗議者グループが集まった。機動隊の盾を持つ警察官に罵声を浴びせるデモ参加者もいれば、抗議を支持してクラクションを鳴らしながら通り過ぎる車に向かって叫ぶ者もいた。ある男性は「誰も安全ではない」、裏面には「ICEはナチスだ」と書かれた看板を掲げていた。 今回の発砲事件は、ICEが今夏、全米で取締りを強化する中で発生した。7月と8月には、同局の歴史上初めて月間逮捕件数が5万人を超えた。 7月には、ヒューストンのロレンゾ・サルガド・アラウホ氏(52)が作業員を建設現場へ送る途中で覆面車両に乗った連邦捜査官に追跡され、ICE捜査官に射殺された。 同じく7月には、メイン州でコロンビア人男性のヨハン・セバスティアン氏(25)がICE捜査官に撃たれた。この捜査官は陸軍退役軍人で、幼少期から深刻なメンタルヘルスの問題を抱えており、アメリカの街頭を巡回するためのバッジと銃を与えられるべきではなかったと複数の近親者がAP通信に語った。 米政権による取締り強化の取り組みは、昨冬にミネソタ州でアレックス・プレティ氏とリニー・グッド氏が殺害された後、広く非難を浴びていた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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