第1回【15歳の腐乱遺体で発覚「大牟田4人連続殺人事件」 警察署で自分の頭を撃った「組長」と、観音様の刺青を背負った「女親分」の凶悪家庭】を読む。 2004年9月21日、福岡県の諏訪川に浮かんだ少年の遺体をきっかけに発覚した「大牟田4人連続殺人事件」。父母と息子2人で4人の命を奪うという残忍さに加え、ずさんな計画と行き当たりばったりの経緯も社会に衝撃を与えた。 この事件で逮捕されたのは、暴力団・北村組でもあった北村家の4人だった。最初の逮捕者は「女親分」と呼ばれた北村真美。そしてともに元力士の次男・孝紘、長男・孝と続き、最後は警察署で拳銃自殺を図り入院中だった真美の夫で「組長」の実雄。公判で明らかになったのは、暴力団を“ファミリービジネス”としていた一家の歪な絆だった。 (全2回の第2回:「週刊新潮」2004年10月7日号掲載記事を再編集、加筆訂正しました) ***