また起きた「高齢ヤクザOB」暴走の背景。元ヤクザの武装解除と社会復帰が急務か!?

白昼の港町で、乾いた発砲音が鳴り響いた。9月30日午後1時過ぎ、兵庫県神戸市中央区の路上で、車の助手席に座っていた男性が、後部座席に座っていた男に4発の銃弾を発砲され、うち一発が腹部に命中する事件が発生したのだ。男は運転席の男に運転を命じ、約4.5キロ離れた兵庫区の民家敷地内に移動したあと、運転席の男性に一発発砲。弾丸は右脇腹に命中した。この事件で、最初に撃たれた助手席の男性は死亡し、続いて撃たれた運転席の男性は重傷を負った。ふたりの被害者は、同じ会社の経営者と部下だった。2件目の銃撃から約30分後、兵庫県警は現場近くの路上にいた不審な男を職務質問したところ、事件への関与を認めたため殺人未遂容疑で緊急逮捕した。その後、容疑者の氏名を確認した捜査関係者は驚きを隠せなかったという。業界では「名うて」の人物だったからだ。【過去にも酷似した銃撃事件】大手紙社会部記者が解説する。「容疑者とした逮捕されたのは、79歳の無職、亀谷直人です。実は彼は、指定暴力団山口組系の3次団体を率いており、過去には今回の事件と手口が酷似した事件を起こしています。2002年11月、東京駅八重洲富士屋ホテル前に停めた車の後部座席で、同じく山口組系の別の3次団体の会長だった人物に4発発砲して射殺。さらに運転席にいた組員にも銃弾を浴びせて重傷を負わせ、その後の裁判では懲役20年の刑が確定し服役しました」(社会部記者)最初の発砲の現場から数キロの距離には六代目山口組総本部があり、抗争との関連も疑われたが、今回の犯行の裏に組織の影は浮上しておらず、現時点では個人的な恨みによる凶行との見方が有力だ。再び前出記者。「死亡した男性と亀谷容疑者のあいだには、土地売買をめぐるトラブルがあったという情報も浮上しています。死亡した男性に、亀谷を通して香川県小豆島の土地を購入するよう勧められたという証言も複数出ています。また、亀谷容疑者は2002年の銃撃で上部団体から破門されており、出所後はヤクザとして表立った活動はしていなかったと見られています」(社会部記者)【高齢ヤクザOBが抱える不発弾】

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