大屋根リングのフェンス工事で背任容疑 竹中工務店元所長を再逮捕

大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の関連工事費をめぐり、下請け業者に約1千万円を水増し請求させたとして、大阪府警は7日、竹中工務店元総括作業所長の河井辰巳容疑者(61)=奈良市北市町、懲戒解雇=を背任の疑いで再逮捕し、発表した。 認否は明らかにしていない。 再逮捕容疑は、奈良県内の下請け会社代表と共謀し、2025年6~7月、大阪・関西万博の会場工事で、大屋根リングの通路のフェンス関連工事などの費用を竹中工務店宛てに水増し請求させ、竹中工務店に約1093万円の損害を与えたというもの。 河井容疑者は、この下請け業者に万博会場内の別の工事で水増し請求をさせ、竹中工務店に約1363万円の損害を与えたとする背任罪で、9月に起訴されている。 捜査2課によると、水増し分はいずれも、この下請け業者が担った河井容疑者の自宅や所有マンション、親族が営むマンションのリフォーム工事費の一部に充てていたという。(黒田陸離)

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