韓国・映画監督暴行死、30代の男2人に懲役20年と15年求刑…障害ある息子の目前で犯行

【10月09日 KOREA WAVE】韓国・京畿道九里市の飲食店で、発達障害のある息子の目の前で映画監督のキム・チャンミンさんに無差別な暴行を加えて死亡させたとして、殺人や障害者福祉法違反などの罪に問われた30代の被告の男2人の論告求刑公判が8日、議政府地裁南楊州支部で開かれた。検察側は被告Aに懲役20年、被告Bに懲役15年をそれぞれ求刑した。判決は11月12日に言い渡される。起訴状などによると、両被告は昨年10月20日未明、九里市内の飲食店で、重度の発達障害がある息子と食事に訪れていたキム・チャンミンさんに暴行を加えたとされる。B被告がキム・チャンミンさんの首を絞めて防犯カメラの死角となる路地に引きずり込み、A被告が倒れ込んで意識を失っていたキム・チャンミンさんの顔などを拳で複数回殴打したとされる。キム・チャンミンさんは搬送先で脳死判定を受け、その後臓器提供を経て死亡した。検察側は論告で、「法医学鑑定では脳が約2.5センチ移動し、脳ヘルニアを伴うほどの凄惨な暴行だった」と指摘。さらに「被害者が重体で搬送された直後、両被告は飲食店やカラオケで遊興に耽っており、捜査機関を愚弄する態度を見せるなど反省の色が全くうかがえない」と厳しく非難した。公判でA被告側は「殺意はなく傷害にとどまる」と主張し、最終陳述で「後悔している」と謝罪した。一方、B被告側は「暴行を止めようとしただけで共謀はしていない」として無罪を訴えた。閉廷後、キム・チャンミンさんの父親は報道陣に対し「一家の日常を破壊しておきながら偶発的な事故のように弁解し、反省がみられない」と強い憤りを語った。(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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