尾崎官房副長官は、ロシアの最高検察庁がICC=国際刑事裁判所の赤根智子所長ら9人の身柄の引き渡しをICC本部があるオランダなどに要請したことを受け、「遺憾だ」と述べました。尾崎官房副長官「今般、ロシア側が複数の国に身柄引き渡しを要請したことは遺憾であります。今後もICC及び他の締約国とも意思疎通を行いながら、不当な措置についてのロシア側へのさらなる申し入れを含め適切に対応していきたい」 尾崎副長官は、国際社会における最も重大な犯罪の処罰と撲滅、法の支配の徹底のためICCを「一貫して支持している」と強調しました。 そのうえで、日本政府として「ICC関係者個人に対し身柄引き渡しなどの措置を取ることは不当で受け入れられず、ロシア側にも申し入れてきた」と説明しました。 ロシアの最高検察庁は8日、「ロシアが締約国でないにもかかわらず、違法にロシア国民を訴追したうえ、証拠なしに違法な逮捕状を発行させた」などとして、ICCの赤根所長ら9人の身柄引き渡しをオランダを含む複数の国に求めたと発表しました。