カンボジアが拠点の特殊詐欺に「かけ子」として関与したとして、警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は詐欺の疑いで、住所不定、職業不詳の大塚謙史容疑者(53)を逮捕した。調べに対し、容疑を否認している。合同捜査本部はこれまで、同じ拠点のかけ子グループメンバーとして20~60代の日本人男女13人を逮捕し、うち11人が組織犯罪処罰法違反罪(組織的詐欺)で起訴されている。警視庁特別捜査課によると、グループはこれまでに約20件、計約2億円の被害の詐欺事件に関与した疑いがある。逮捕容疑は共謀して昨年10月上旬、東京都内の50代女性に郵便局員や警察官などをかたって「マネーロンダリングの犯人として紙幣調査をする」などと虚偽の内容の電話をかけ、現金700万円を指定した金融機関口座に振り込ませてだまし取ったとしている。