東京都新宿区の介護老人保健施設に入所する90代女性に暴行を加えて重傷を負わせたとして、警視庁は13日、この施設の元職員の男(36)=東京都江戸川区東小岩5丁目=を傷害容疑で逮捕したと発表した。男は容疑を認め、「(女性が)言うことを聞かないことへのストレス発散や、無抵抗者に暴力をふるう優越感からやった」と供述しているという。 四谷署によると、男は4日午後5時~5日午前4時半ごろ、東京都新宿区大京町の介護施設の個室で、入所者の90代女性の顔や腹を殴ったり蹴ったりし、重傷を負わせた疑いがある。 男は2023年12月から、この施設で介護職員として働いていた。事件当時は当直勤務中で、入所者17人が暮らすフロアを巡回し、おむつ交換や食事・就寝の介助などについて別の職員と分担していた。 一方、被害女性は今年2月に入所し、個室で暮らしていた。意思疎通が難しく、日常生活全般で介護が必要な状態だった。 施設内のカメラには、男が女性の腹を蹴ったり、女性の脇腹を10回ほど殴ったりしている様子が映っていた。女性の頭が枕からずれていると、髪をつかんで枕にたたきつける様子も記録されていたという。