海外での特殊詐欺のいわゆる「かけ子」にする目的で、女性を福岡空港まで連行するなどしたとして、暴力団組員ら男女5人が逮捕された事件です。福岡県警は13日、大分市内の組事務所に家宅捜索に入りました。福岡県警の捜査員およそ20人が家宅捜索に入ったのは、大分市にある指定暴力団・六代目山口組系の組事務所です。福岡県警は、8日までに、山口組系の組員・中原竜二容疑者(54)ら男女5人を逮捕しています。警察によりますと、5人は東南アジアの特殊詐欺の拠点に「かけ子」として送る目的で、熊本県内に住む30代の女性を福岡空港国際線ターミナルまで監視しながら連行するなどした疑いです。家宅捜索は、その容疑の裏付けの一環として行われました。警察は5人の認否を明らかにしていませんが、中原容疑者を「かけ子」などのリクルーターとみていて、暴力団の組織的な関与も視野に調べを進めています。