駐車場で2400万円手渡す ニセ警察官らに計4300万円だまし取られる被害 大分

特殊詐欺事件で多額の被害が相次いでいます。大分市の80代の女性が9月から10月にかけて、警察官や検事を名乗る男から現金およそ4300万円をだまし取られていたことが分かりました。警察によりますと、この80代女性は9月上旬、宅配業者を名乗る男から「荷物の中に犯罪に関わる物が入っていた」などとうその電話を受けました。これを信じた女性はその後、警視庁の警察官や東京地検の検事を名乗る男らと、LINE電話やメッセージでやり取りするようになりました。そのうえで、男から「資金を調査するため口座に入金している紙幣番号を確認する」などと言われ、女性は大分市内の飲食店駐車場で男に現金2400万円を手渡しました。さらに、女性は「お金をあなた名義の別の口座に送金して、不審でなければ返金する」などと言われ、指定された口座に現金を振り込みました。被害額は9月25日から10月9日までに合わせておよそ4290万円に上ります。また、13日には大分市に住む20代男性が、大分県警や兵庫県警を名乗る男らから、「あなたの口座に詐欺の犯罪収益が振り込まれている疑いがある」「逮捕を免れるためにはあなたの口座の紙幣番号を確かめる必要がある」などと言われ、現金100万円をATMから送金し、だまし取られる被害に遭っています。警察は「警察官がSNSで連絡したり、現金を要求することはありませんので、お金を渡したり振り込んだりする前に、警察に相談してください」として、注意を呼びかけています。

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