サウジアラビア最高裁、スリランカ人男性の死刑判決を破棄 イスラム教冒涜で

【AFP=時事】サウジアラビアの最高裁判所は、イスラム教を冒涜(ぼうとく)した罪でスリランカ人男性に言い渡された死刑判決を破棄した。スリランカ政府が14日、発表した。サウジで働いていたアノジャン・シバラサさん(27)は、フェイスブックへの投稿がイスラム教を冒涜したと批判された。投稿を削除して謝罪したが、告発され、7月に逮捕された。一審は拘禁5年の判決を言い渡したが、シバラサさんはこれを不服として控訴した。控訴審は9月、一審よりも重い死刑を言い渡した。スリランカ政府は、サウジ最高裁の判決を歓迎した。アヌラ・クマラ・ディサナヤカ大統領はX(旧ツイッター)に「人道的かつ公正な結果をもたらしたサウジアラビア政府に、心から感謝する」と投稿した。さらに「尽力したサウジアラビアとスリランカの多くの外交官、公務員、法曹にも感謝する」と付け加えた。サウジでは2013年、スリランカ人家政婦のリザナ・ナフィークさんが、雇用主の乳児を殺害したとして殺人罪で有罪判決を受け、斬首刑に処された。ナフィークさんをめぐっては裁判の公正さに懸念が示され、スリランカや国際社会から助命を求める声が相次いだにもかかわらず、処刑された。【翻訳編集】 AFPBB News

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