【解説】官製談合事件の構図と捜査の焦点 静岡県職員ら3人逮捕 静岡県警

静岡県の職員による官製談合事件はなぜ起きたのか、背景を和田佳代子記者に伝えてもらいます。Q.そもそも入札の仕組みは?A.県が発注する工事は、品質や安全性を確保するため、適正な価格を競争で導くために入札が行われます。そこで、最低基準の価格ライン=予定価格があり、それは非公開で、業者は事前に知ることができません。そのため、他に予定価格に近い金額で入札した業者がいれば、その業者と契約が結ばれてしまいます。だから、業者としてはギリギリのライン=予定価格をあらかじめ知っていれば、楽に落札できるわけです。 こちらは今回の入札の結果をまとめた表です。石田キャスター「1万しか違わない」和田記者「入札に参加した業者によりますと、アキヤマは会社として規模が大きく、積算を担当する人材や技術力が充実しているのだろうと当初は受け止めていた。積算の精度の高さに「すごい」と感じていましたが、今となっては「そういうことか」と納得していると話している」和田記者「予定価格から評価基準価格を計算することができます。逮捕された県土木事務所の職員は、工事や入札を監督する役割を担っていて、事前に予定価格を把握できる立場でした。そこで、県の公用メールを使って業者に予定価格を伝えていたということです。さらに、県職員の男から先にメールを送ったことも分かっています」石田キャスター「今後の展開は?」和田記者:「アキヤマが袋井市土木事務所の入札で、落札したのは昨年度11件。最も大きいのは2月19日の今回の事案で、額は約6億7400万円です。警察は金銭受持があったかどうかについても捜査しています」

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