韓国・仁川の刃物襲撃容疑者、事件前にも刃物所持で聴取…警察は「犯罪の疑いなし」と判断

【10月15日 KOREA WAVE】韓国・仁川の複合商業施設で刃物を振り回し、9人を負傷させた疑いで逮捕された男(59)が、事件前にも刃物の所持について警察の事情聴取を受けていたことが分かった。警察は当時、犯罪の疑いはないと判断していた。警察などによると、13日に殺人未遂容疑で逮捕された男について、9月に行政への苦情・要望を受け付ける「国民申聞鼓」に、市民から「抗議活動をしている男が刃物を持っている」との情報が寄せられていた。警察は10月6日に男から事情を聴いたが、男は「看板に穴を開けるために刃物を持っていた」と説明したという。男は仁川市桂陽区の病院で水虫の治療を受けたものの、症状が改善しなかったとして、1人で抗議活動をしていたとされる。警察が確保した映像でも、男が刃物で看板に穴を開ける様子が確認された。このため警察は犯罪の疑いはないとみて、調査を終えた。その後、男は13日午後1時49分ごろ、仁川市南洞区九月洞の商業ビルで刃物を振り回し、9人を負傷させた疑いが持たれている。被害者のうち20代の女性1人は心停止の状態で病院に搬送され、まだ意識を回復していないという。男には、過去に元妻を殺害しようとした殺人未遂事件で処罰された前歴があり、今回の犯行時には位置情報を追跡する電子足輪を装着していた。警察は事件を受け、9月の刃物所持について改めて法的な検討を進める方針だ。警察関係者は「当時は犯罪の疑いがないと判断した。今回の事件を受け、改めて総合的に法的検討を進める予定だ」と説明した。(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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