日米合わせて5万人以上が参加する統合演習「キーン・ソード」が来週始まるのを前に、各地で民間のインフラを使った人員や物資の展開が加速しています。13日午後、宮古空港と石垣空港に相次いで飛来した自衛隊と米海兵隊のオスプレイ。今月19日から始まる大規模な日米共同統合演習「キーン・ソード」に向けたもので、訓練には自衛隊と米軍合わせて約5万7000人のほか、今年はオーストラリア軍やフィリピン軍など7か国が参加します。宮古空港には12日、米海兵隊の輸送機KC-130も飛来して隊員と物資を下ろすなど、民間のインフラを使った兵器や物資の展開が加速しています。県は長年、沖縄防衛局に対し、オスプレイの飛行と米軍による緊急時以外の民間空港の使用自粛を求めてきましたが、古謝県政では、自粛を求めない方針で、「県民生活や事業活動への影響を最小限とすること」などを求めています。これまで行われた共同訓練で、県側がこれらの「自粛」を求めないのは、初めてのことです。一方県は、米兵が逮捕された強盗殺人事件を受けて米軍が打ち出した30日間の「反省期間」に訓練が行われることについて、事件を受け県民の不安などが高まっているとして、「改善や検討が必要」と苦言を呈しています。訓練は今月19日に始まりますが、兵器や人員の輸送のため、15、16日にも沖縄本島や先島諸島の各地で民間空港や公道の使用が予定されています。