顧客の生命保険を解約させ現金をだまし取ったとして、「大樹生命」の元営業職員の女が逮捕された事件で、その後の捜査関係者への取材で女が、自ら領収証を偽造し、犯行の発覚を免れようとしていたことが新たにわかりました。この事件はおととし7月、顧客の男性に「新しい保険商品の方が良い」と嘘の説明をして生命保険を解約させ、およそ500万円を自身の口座に振り込ませてだまし取ったとして、「大樹生命」の元営業職員・鈴木まさえ容疑者(66)が逮捕されたものです。その後の捜査関係者への取材で、鈴木容疑者が文房具店で自ら領収証を買い、「大樹生命」のはんこを押して領収証を偽造し、被害者に渡すことで犯行の発覚を免れようとしていたことが新たにわかりました。だまし取った金は、旅行代金などの多額のクレジットカードの支払いに使われていたということです。同様の手口による被害額は、およそ1億2000万円にのぼるとみられ、警察は余罪について調べを進めています。