【“餃子の王将”社長射殺事件】「実行犯だと合理的に説明できず」被告は無罪 判決を受けコメント「過ちを正され、真犯人を追っていただきたい」京都地裁

13年前、「餃子の王将」を展開する会社の社長が射殺された事件。暴力団幹部の男に言い渡された判決は「無罪」でした。■社長射殺事件 男が逮捕されたのは事件から9年後事件は2013年12月に起きました。京都市山科区にある王将フードサービスの駐車場で、当時社長だった大東隆行さん(当時72)が、腹や胸に4発の銃弾を受け死亡しました。事件から9年後、大東さんを射殺したなどとして特定危険指定暴力団「工藤会」系幹部の田中幸雄被告(59)が逮捕・起訴されました。当時、田中被告は2008年に福岡市内で大手ゼネコンの社員らが乗った車を銃撃したなどの罪で服役していました。■被告はこれまで無罪主張「決して犯人ではありません」裁判は去年11月に始まり、田中被告は起訴内容を全面的に否認しました。(田中被告)「私は決して犯人ではありません。任侠道を志す者として、事件は到底承服できない」しかし、田中被告は「被告人質問」を拒否し、詳細を語ることはありませんでした。■争点となった「現場に残されたたばこの吸い殻」今回の裁判で争点となったのは「たばこの吸い殻」。現場に残されたたばこの吸い殻から、田中被告のDNA型が検出されています。検察側は「被告が待ち伏せしていた際吸って捨てたものだ」と主張。これに対し弁護側は、「被告を陥れるために何者かが持ち込んだものだ」と反論していました。■被害者の自宅付近の防犯カメラに「歩き方が被告に似た人物」検察側は、事件前日に大東さんの自宅近くで防犯カメラに映ったヘルメット姿の人物について、「歩き方の特徴が被告に似ている」と主張。これに対し弁護側は、「歩き方の鑑定は不確かで、被告とは特定できない」と反論していました。直接的な証拠がないなか、検察側は複数の状況証拠から立証を進め、無期懲役を求刑。一方、弁護側は無罪を主張しました。■京都地裁「実行犯だと合理的に説明できない」などと指摘迎えた16日の判決。

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