処方箋が必要な糖尿病治療薬「マンジャロ」などを不正に販売したとして、警視庁生活環境課は医薬品医療機器法違反の疑いで、中国籍で医薬品販売会社「メディクスジャパン」(東京都新宿区)の実質的経営者、王沛容疑者(40)=江東区豊洲=と同社代表取締役、羽鳥聡容疑者(54)=新宿区富久町=を逮捕した。生活環境課によると、同社が運営する「ファーストビューティ薬局」(新宿区高田馬場)は、中国のSNSでの宣伝や顧客の口コミで利用が広がり、訪日客も含めた中国人を中心に、糖尿病治療薬や睡眠薬などを通常よりも高額で販売していた。令和6年10月~8年6月に約6550万円を売り上げていたとみられる。発覚を免れようと、処方箋を偽造していた疑いもあるといい、生活環境課が詳しく調べる。逮捕容疑は今年1~6月、医師から処方箋の交付を受けていない日本人や中国人の男女4人に、マンジャロやぜんそく薬などを不正に販売したとしている。