『道の駅 南魚沼』の再整備事業を巡る贈収賄事件で、南魚沼市の職員らが逮捕されてから10月22日で1週間です。職員が少なくとも複数の契約で業者に便宜を図っていたことが、警察などへの取材でわかりました。この事件は『道の駅 南魚沼』の整備事業の業務委託契約を巡り、業者に便宜を図った見返りに飲食の接待を受けたとして、南魚沼市産業振興部主事の山口智弘容疑者(32)が収賄の疑いで逮捕されたものです。また業者の2人も贈賄の疑いで逮捕されました。南魚沼市などによりますと、市は2023年から2026年にかけ、テレコムベイシスと5件の随意契約を結んでいて、総額は約4000万円でした。山口容疑者はこれらの契約に関して、業者の選定業務などに携わっていたということです。■具体的にどのような便宜を図った?警察は、山口容疑者が具体的にどのような便宜を図ったのか明らかにしていませんが、捜査関係者への取材で、テレコムベイシスが契約を受注できるような便宜だったことがわかりました。警察は山口容疑者が複数の契約で便宜を図ったとみて調べています。今回の逮捕容疑は、2025年5月から2026年4月までに山口容疑者が受けた6回の接待についてで、この間に5件目の契約が結ばれていました。警察などによりますと山口容疑者は、この5件目の契約に加え、1件目から4件目までの契約の少なくとも1回でも便宜を図っていたとみています。南魚沼市によりますと、大きな決定をする際は、上司の係長や室長ら複数人体制での決裁ルートを経ていたということです。警察は、他にも贈収賄にかかわった人物がいないか調べを進めています。