巨人の来季監督に、球団OBでヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏(52)が就任することが23日、分かった。日米507本塁打の希代のスラッガーは12年限りで現役を引退後、春季キャンプで臨時コーチを務めるなど古巣と関わってきた。球団、ファンが待ち望んできた「松井監督」が誕生する。午後に記者会見を行う。 松井氏は21代目の巨人監督となる。過去には15人が指揮官を務めてきた。 初代監督は藤本定義氏が1936~42年の7年間を務め、中島治康氏(43年、46~47年)が2代目、藤本英雄氏(44、46年)が3代目。巧みな用兵と采配で「三原マジック」と称された三原修氏(47~49年)、水原茂氏(50~60年)を経て、61年からは川上哲治氏が就任。65~73年には前人未踏の9年連続日本一の「V9」を達成し、在任中の11度のリーグ優勝は全て日本一に導いている。 75~80年は長嶋茂雄氏の第1次政権となり、81~83年は藤田元司氏の第1次政権。84~88年の王貞治氏を挟み、89~92年は藤田氏の第2次政権、93~01年は長嶋氏の第2次政権だった。02~03年に第1次政権となった原辰徳氏は06~15年、19~23年と球団史上唯一、3度監督を務め、いずれも歴代最多の17シーズン、1291勝を積み上げた。その間には、堀内恒夫氏(04~05年)、高橋由伸氏(16~18年)が務めた。 23年からは20代目の監督に阿部慎之助氏が就任したが、今季途中で長女への暴行容疑で逮捕(その後に不起訴処分)されて辞任。橋上秀樹氏が監督代行を務めた。