盤石の強さで連覇を目指すソフトバンクと、セ・リーグ3位ながらCS6連勝を果たし、2年ぶりの″下剋上日本一″を狙うDeNAとの日本シリーズが、いよいよ10月24日からスタート。残る10球団はドラフト会議を終え、それぞれの思惑を抱えながら来季のチーム編成をスタートした。セ・リーグに目を移そう。最下位に沈む中日は、チーム再建を工藤公康新監督(63)に託した。球団は工藤監督にとある「裏仕事」を託したという。「中日は、ドラ1や球団の功労者など一定の選手に引退後のキャリアを約束するケースが他球団に比べて圧倒的に多い。たとえばOBの近藤真市氏(58)は引退翌年の’95年から’21年までコーチやスカウトを歴任しました。こうした″特約″によって球団に残っている人物はコーチだけでなく裏方にも多く、外様に厳しいことでも有名です。工藤さんは中日″特有″の体制にメスを入れたいはずですが、球団は『この体制を受け入れ、むしろ球団OBのコーチ陣を育成してほしい』と要請したといいます。工藤氏はこの裏仕事を承諾し、メディアに向けて『(コーチを)外から全員連れてくることはない』と発言。OBとの連携を強調しました」(球団OB)工藤監督とは対照的に、来季続投が決まったヤクルトの池山隆寛監督(60)。前半戦で首位争いに食い込んだが、後半に大きく失速して5位でシーズンを終えた。「球団は近い将来、青木宣親GM(44)を監督に就任させたいと考えている。上手くいくかは未知数ですが、池山さんにクリーンアップを打てる若手の育成を任せ、万全の状態で青木GMに引き継ぐつもりのようです」(球団OB)シーズン途中に阿部慎之助前監督(47)が逮捕され、チームを引き継いだ橋上秀樹監督代行(60)の去就には、巨人以外の11球団から注目が集まっている。「戦力的にはBクラスでもおかしくなかった巨人が阪神の独走を許さなかったのは、完全に橋上さんのおかげ。稀有(けう)なモチベーターで、あらゆるデータに精通している橋上さんがもし巨人を退団することになれば、どのチームも欲しがるはずです。巨人もそれを理解しているので、新監督の就任後も、橋上さんに重職を用意するでしょう」(セ・リーグ編成担当)