ハン・ジワン“ヒジェ”がついに取り戻す過去と未来…数々の障害を乗り越えて迎えた結末<優雅な帝国>

ドロドロ愛憎劇が繰り広げられる韓流ドラマ「優雅な帝国」(Huluにて配信中)。本作は韓国で2023年に放送され、全105話と非常に長く愛され続けた大人気ドラマシリーズだ。本記事では怒涛のクライマックスを迎える101話から、晴れ晴れとした気持ちで迎える最終話の105話までを振り返っていく(以下、ネタバレがあります)。■「優雅な帝国」とは「優雅な帝国」は、巨大な力によって人生を踏みにじられてしまった人物たちが、隠された真実を暴き、失われたものを取り戻す為に繰り広げる復讐劇を描いた作品だ。壮絶で、それでいて優雅な復讐の物語は全105話と長大なスケールで描かれる。主演級の人物であるチャン・ギユン役には「ブラボー 私の人生」などで知られるイ・シガン、ソ・ヒジェ役には「魔女のゲーム」で知られるハン・ジワンを起用。ほかの主要なキャストにも「愛のプレッツェル」ソン・ソンユン、「不良に惚れた時」カン・ユル、「ミス・モンテクリスト」イ・サンボなど、非常に豪華な演者たちがそろい踏みだ。脚本は「逆転のマーメイド」のハン・ヨンミ、演出は「ミス・モンテクリスト」「憎くても愛してる」のパク・ギホが務め、どこを取っても隙のない布陣となっている同作。放送開始後から高い人気を博し、現在は動画配信サービス・Huluにて全105話が配信されている。■復讐を終え、美しい結末を迎える“優雅な帝国”101話。ジャクリーン・テイラーとホン・ヘリムが騒ぎを起こしている間に、ソ・ヒジェが病院からチャン・スアを無事に連れ出すことに成功する。ソ・ヒジェに騙されたと知ったチャン・ギユンは、ソ・ヒジェへの怒りをさらに募らせていく。一方、チャン・ギユンへ復讐するために不正の証拠を探すソ・ヒジェたちは、ジャクリーン・テイラーの姉、チェ・ウナがおこなった性接待の証拠動画の行方を追う。しかし102話では、チャン・チャンソンの補聴器に仕込まれていた隠しカメラの映像を手に入れたソ・ヒジェは、それを公開して一息にチャン・ギユンを追い詰めようとする。しかしチャン・ギユンは記者会見を開いて自分に有利な状況を作り出そうとするのだった。一方で、チャン・チャンソンもまた自ら記者会見を開こうとしており…。さらに103話で、ソ・ヒジェたちは頼みの綱であるユ検事に違和感を覚え始める。さらに新事業の成功ですべてが手に入ると確信したチャン・ギユンは、VKメディアバレーの締結式に先立ち、ユ検事を使ってソ・ヒジェらを警察に連行し、留置場に閉じ込めてしまう。104話で締結式を迎えたチャン・ギユンだったが、突如現れたソ・ヒジェらによって今までの悪事を暴かれてしまう。悪あがきをやめないチャン・ギユンは、ユ検事にも立ち塞がられたことでホン・ヘリムとチャン・スアを連れて国外へと逃亡と考えるのだが…。最終話である105話では、復讐を果たしシン・ジュギョンの名を取り戻したソ・ヒジェは、WJ(優雅な帝国エンターテインメント)とNAエンターテインメントの合併を決定したチャン・チャンソンに、その新会長職を任せると発表される。一方で、ジャクリーン・テイラーはナ・スンピルに言われていたようにアメリカに戻ることを決意する。■大団円で迎えた最終回101話から105話までの「優雅な帝国」では、長きにわたって続いてきた復讐劇が幕が下りた。過去を清算し、それぞれが未来に向かって歩み始める。チャン・ギユンやホン・ヘリムを描くシーンは物悲しいものが多かったが、それでも彼に虐げられてきた者達が輝かしい未来に辿り着く美しいエンディングを迎えた。記者会見に乱入してきたソ・ヒジェらに悪事を全て暴かれたチャン・ギユンは、母ホン・ヘリムと共に国外への逃亡を画策。それを追うソ・ヒジェらはチャン・ギユンに対し、チャン・スアのために自首する機会を用意する。しかし説得することはできず、彼の更なる暴走を招いてしまう。裏切られたタク・ソングらの罠も重なってしまい、チャン・ギユンは車のブレーキが効かない状態で逃亡を続けた末に崖から転落。爆発によって死亡という、自身の犯してきた過ちを命をもってあがなう結末を迎える。チャン・ギユンの死後、彼に加担した者が次々と逮捕される報道が続く。真実が明らかになり、事実を知った人たちはそれぞれに思いを吐露。過去も未来も取り戻し、本当の意味でソ・ヒジェ…いやシン・ジュギョンの復讐は果たされたのだった。その後、チョン・ウヒョクはシン・ジュギョンに「幸せになってほしい」と伝えるが、シン・ジュギョンは復讐のために多くの人を傷付けたことを振り返り、「幸せになりたいなんて思っちゃいけないと思うの」と固辞。チャン・ギユンもまた運命に翻弄された犠牲者だと考え、「残りの人生は多くの人々に喜びを与えたいの」と涙ながらに語る彼女に、チョン・ウヒョクはすぐに答えを出すことができない。だがある日、チャン・チャンソンはWJ(優雅な帝国エンターテインメント)とNAエンターテインメントの合併式で“新会長”を発表する。WJ筆頭株主のチョン・ウヒョク、最大出資者のジャクリーン・テイラーをはじめとした役員会議で新会長として決定されたのが、シン・ジュギョンだった。最初は憎しみあっていたジャクリーン・テイラーからも祝福を受けつつ、シン・ジュギョンは新会長として活動することに。ジャクリーン・テイラーもまたアメリカに戻ることを決意。そんな彼女の夢に、死亡したナ・スンピルが現れる。彼は「君の心の中で生きてる」とジャクリーン・テイラーを気遣う言葉をかけるが、ジャクリーン・テイラーは自分のせいで彼を死なせてしまった後悔から「心が押し潰されて悪夢を見るの」と涙しながら彼に詫びる。ジャクリーン・テイラーは「これからの自分の幸せを考えるんだ」と諭され、“自分の犠牲を無駄にしないように自分のために生きる”という約束を彼と結び、これからの人生を歩んでいくことを決める。また、演技大賞の優秀賞を受賞したチョン・ウヒョクは、インタビューのなかで「これからは俳優としてだけでなく、家庭を持って生きようと思います」とコメント。そのままテレビでハレの舞台を見ているであろう想い人に「シン・ジュギョン。結婚しよう」と派手なプロポーズをする。テレビで見ていたシン・ジュギョンは思わずテレビを消して「まったく」とつぶやくのだが、その顔はチャン・スアに指摘されるほど赤くなっているのだった。母と共にアメリカへ戻るジャクリーン・テイラーを見送りに、空港へやってきたシン・ジュギョン。ジャクリーン・テイラーを友達と呼び、固い握手を交わす。彼女を見送ったシン・ジュギョンはチョン・ウヒョク、チャン・スアとともにその場を後にし、愛する人々や家族と共に新たな生活に踏み出していく。残酷な悲劇と激しい復讐で始まった物語は、美しい幕引きで結ばれた。「優雅な帝国」はHuluにて全話配信中だ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加