奈良市の河川敷に女性2人の遺体が遺棄された事件で、三重県警は27日、交際していた女性の長女を殺害したとして、奈良市法蓮町の無職今北享宏容疑者(37)=死体遺棄罪で起訴=を殺人容疑で再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 捜査1課によると、今北容疑者は今年2月9日午後6時から翌10日未明までの間、三重県伊賀市小田町の2階建ての住宅内で、この家に住む池田園美さん(当時44)の長女で大学生の莉園さん(当時20)を何らかの方法で殺害した疑いがある。莉園さんの遺体発見時、首のあたりに結束バンドが巻かれていたといい、関連を調べている。 また、津地検は27日、園美さんを殺害した容疑で逮捕されていた今北容疑者を殺人罪で起訴し、発表した。県警によると、今北容疑者は園美さんを殺害後に莉園さんを殺害したとみられる。 事件を巡っては、奈良市の名張川河川敷で、今年2月10~12日ごろに池田さん親子の遺体を遺棄したとして、三重県警が今北容疑者を死体遺棄容疑で7月に逮捕。その後、死体遺棄罪で起訴された。 捜査関係者によると、介護関係の会社に勤務していた今北容疑者は、園美さんと仕事を通じて知り合い、約1年にわたって交際していたという。(小林裕子)