飛び降りに巻き込まれて23歳女性死亡 「殺人罪の適用を」 遺族が名古屋地検に意見書などを提出 名古屋

名古屋・栄で、マンションから飛び降りた男に巻き込まれた女性が死亡した事件。遺族が名古屋地検を訪れ、殺人罪の適用を訴えました。(稲葉さんの父親)「過失として考えるのは妥当ではない。『故意だと思う』と言った」こう話すのは、亡くなった稲葉朋来さんの父親です。ことし7月、中区栄の歩道で帰宅途中だった稲葉さんが、マンションの11階から飛び降りた男に巻き込まれ死亡しました。飛び降りた田口伸成容疑者(29)は自殺を図ったとみられ、当初は意識不明でしたが容体が回復。ことし8月に重過失致死の疑いで逮捕されました。■「生きたい人間が死んで…こんな不条理なことはない」(稲葉さんの父親)「生きたい人間が死んで、死にたい人間が生きて、こんな不条理なことないですよね」亡くなった稲葉さんの父親は、飛び降りた田口容疑者には歩道の人に当たると死亡するかもしれないが、それでも構わないと考えた「未必の殺意」があり、殺人罪を適用すべき、と訴えています。■殺人罪の適用求め 名古屋地検に意見書など提出そして、10月28日。(稲葉さんの父親)「遺族としての処罰感情を強く訴えていきたい」稲葉さんの父親が訪れたのは、起訴する罪を決める名古屋地検。飛び降りたのは人通りの多い場所だったことなどから、改めて殺人罪に当たると訴える意見書を提出しました。また、殺人罪の適用を求める4万7000人分のオンライン署名を提出しました。(稲葉さんの父親)「淡々と感情を述べてきた。本人の意思で飛んだのは紛れもない事実。過失として考えるのは妥当ではない。本人の意思で飛んだのは『明らかに故意だと思う』と言った」Q.そういった話に対して検察側は?「『そうですね』というくらい。なにも期待していなかったが、(検察側は)否定もせず肯定もせず」名古屋地検は、田口容疑者について来年1月13日まで鑑定留置を行い、刑事責任能力などを問えるかどうか調べています。

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