大相撲の元幕内貴源治で、格闘家として格闘技イベント「RIZIN」に出場した貴賢神(29=本名・上山賢)が、逮捕されていたことが分かった。7月に福井市の路上で口論となった男性を殴り、重傷を負わせた疑いが持たれている。最近は格闘技界とも疎遠になっていたという貴賢神に、いったい何が…。 大相撲時代の2021年7月、貴賢神は大麻使用が発覚して日本相撲協会を解雇処分となり引退。翌22年に格闘家に転身してRIZINに参戦し8戦4勝4敗と活躍していたが、再びの不祥事となってしまった。 RIZINでの最後の試合は6月の酒井リョウ戦。貴賢神が計量を1・2キロオーバーしたために試合はキャッチウエイトで行われ、1ラウンドでTKO勝ちしていた。だがRIZIN関係者によると現在、貴賢神は契約下にはなく「詳しい状況の確認はまだ取れていない」としている。 そんな貴賢神だが、格闘技界では〝不穏〟な情報がささやかれていた。ある関係者は「最近〝よからぬ人たち〟と付き合っていると聞いていました。そんなこともあって、多くの選手や関係者が距離を取っていたんです」と反社会的組織との関わりがウワサされていたと明かす。実際に今回、一緒に逮捕された人物の逃走を助けたとして犯人隠避の疑いで暴力団関係者も逮捕された。 貴賢神は6月の試合後、8月にインスタグラムのライブ配信で引退を表明。酒井戦での体重超過に強く苦言を呈されたことや、現在開催中の「RIZIN JAPAN グランプリ ヘビー級トーナメント」の選考への不満をあらわにしており、その後はSNSでRIZINの運営や榊原信行CEOを批判する投稿を続けていた。 今回の事件を受けて〝バカサバイバー〟こと青木真也は「正直、キャラクター的にもケンカなら誰も驚かないし〝サンクチュアリ〟の範ちゅうだったと思う。笑い話にもできたというか。ただ、問題は反社と一緒に捕まったところだよね」とメガネを光らせ最大の問題点を指摘。その上で「こうなるともう、さすがにこっち(格闘技界)には戻ってこれないというか。さすがにもう、どうすることもできないんじゃないか」と、声をしゃがれさせた。 関係者からは「才能は双子の兄(スダリオ剛)以上」とも評価された貴賢神だったが、再びの不祥事でその才能を披露する場を失うこととなってしまった。