大洲市の一般廃棄物収集業務などを巡る談合事件で元大洲市議に予定価格などの情報を漏洩した大洲市の職員が松山簡易裁判所から罰金80万円の略式命令を受けていたことが分かりました。また、事件に関与した業者5社の関係者らも起訴されています。略式命令を受けたのは大洲市肱川支所に勤務する男性職員です。起訴状などによりますと男性職員は環境生活課の係長だったおととし2月、一般廃棄物収集業務などの7件の随意契約について、予定価格など非公表の情報を別の職員を介して当時、大洲市議会議員だった村上常雄被告(67)に教えたとされています。松山区検はきのう、この男性職員を官製談合防止法違反などの罪で略式起訴し、松山簡易裁判所が罰金80万円の略式命令を出しました。男性職員からの情報を村上被告に教えた別の職員は不起訴処分となっています。また、松山地検はこの事件に関与した業者5社の関係者7人について公契約関係競売入札妨害の罪で起訴しました。事件を巡っては村上被告が男性職員から入手した情報の見返りとして業者から1500万円の賄賂を受け取っていたとして、きのうあっせん収賄の疑いで再逮捕されています。事件に絡む大洲市からの発注金額は総額でおよそ10億円にのぼっていて大洲市の二宮隆久市長はあす市役所で会見を開く予定です。