大分大学におよそ3400万円の損害を与えた背任容疑で逮捕・送検された医学部元教授が容疑を否認していることが、捜査関係者への取材で分かりました。背任の疑いで逮捕・送検されたのは、大分大学医学部の元教授・村上和成容疑者(68)です。村上容疑者は2022年4月からの1年間、自身が理事を務める医療法人の理事長と共謀し、大学に不正に病理標本を作製させ、およそ3400万円の損害を与えた疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、村上容疑者は容疑を否認している一方で、理事長は任意の調べに対し容疑を認めているということです。また、不正な標本の作製は、理事長が運営する診療所が開業した2019年から行われていたとみられています。警察は、不透明な資金の流れとともに事件の全容解明を進めています。