「ニセ警察詐欺」で山形県酒田市と尾花沢市の男女2人が計300万近い被害

警察官を名乗る男に現金を要求されるなどして、酒田市と尾花沢市の男女2人が、合わせておよそ300万円をだまし取られる被害に遭いました。警察によりますと、酒田市の30代の男性はことし9月11日、「千葉県警のフルヤ」と名乗る男から携帯電話に連絡を受け、「資金洗浄事件で逮捕した者が、あなたが不正に口座を売ったと供述している」などと言われたということです。その後、ビデオ通話で、警視庁の警察官を名乗るスーツ姿の男から取り調べを受け、「口座のお金を全て捜査する必要があるので銀行に移動してください」などと言われたといいます。男性は、ビデオ通話を続けたまま酒田市内のATMに移動し、指定された口座に現金250万円を振り込んでだまし取られました。一方、尾花沢市の70代の女性はことし9月15日、宅配業者を名乗る男から「あなたの名前で東京に荷物が届いている」と自宅の固定電話に連絡を受けました。その後、「刑事のオオカワ」と名乗る男に電話を転送され、「荷物に携帯電話が入っていた。あなたも犯罪に関与している疑いがある」などと言われたといいます。そして、オオカワや「検事のキムラ」を名乗る男から数日にわたって電話で取り調べを受け、「あなたの通帳が犯罪に使われ、中のお金が汚れている。お金をきれいにして通帳に振り込むので、口座から払い出した現金を送ってほしい」と指示され、現金45万円を岐阜県内の指定された住所に発送してだまし取られたということです。警察は「警察官が電話やSNSなどで捜査の名目で現金を要求することはない」として、お金の話が出たら一旦電話を切って家族や警察に相談するよう呼びかけています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加