県内企業を狙い、被害額が9億1238万円に及ぶ大規模なボイスフィッシング事件に関連し、警察はきょう、被害金の送金先となる口座を不正に開設した疑いで、ベトナム国籍の27歳の男を逮捕しました。詐欺の疑いで逮捕されたのは、天童市に住むベトナム国籍で無職の27歳の男です。警察によりますと男は、氏名のわからないの人物と共謀し、おととし年11月、他人に売り渡す目的を隠して金融機関で普通預金口座の開設を申し込み、キャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれています。この事件は、去年3月、金融機関を装ったボイスフィッシングの手口で、県内の企業数社から総額9億1238万円が不正に送金されたもので、警察などの合同捜査本部が捜査を進めたところ、この男が不正に開設した口座が9億円を超える被害金の2次送金先として使用されていたことがわかりました。警察は、この男と背後にいるグループについて捜査を進めています。