部下の女性検事に性的暴行を加えた罪に問われている元大阪地検・検事正の裁判で、被害者が初めて法廷に立ち「職を失う覚悟で被害を訴えた」証言しました。 大阪地検・元検事正の北川健太郎被告は、先週土曜日(10月31日)、逮捕されてから2年4か月ぶりに身柄の拘束が解かれ、きょう(6日)はスーツ姿で出廷しました。 北川被告は在任中の2018年、自宅の官舎で、酒に酔った当時の部下の女性検事に対し、立場に乗じて性的暴行を加えた準強制性交の罪に問われています。 おととし(2024年)の初公判で、北川被告は起訴内容を認め、謝罪していましたが、その後、一転して無罪主張に転じると表明。 先月(10月)、2年ぶりに再開した裁判で、「行為には同意があった」と無罪を主張していました。 きょう(6日)の裁判では、被害者の女性が初めて法廷で証言し、北川被告の存在について「検事の在り方を教えてくれた師匠であり育ての親」としたうえで、「被害を受け、死ぬ直前まで追い込まれました。職を失う覚悟で被害を訴えました」と話しました。 今後、被害者や関係者への証人尋問が複数回行われ、判決は来年(2027年)3月に言い渡される予定です。