「車所有世帯は月1万円」長崎市の道路にバリケード設置し付近住民に通行料の支払い求めた疑い 暴力団幹部の男ら4人を組織的恐喝未遂容疑で逮捕

2019年、長崎市青山町の私道にバリケードを設置し付近住民に通行料の支払いを要求したとして、暴力団幹部の男ら4人が組織的恐喝未遂容疑で逮捕されました。 逮捕されたのは佐賀県に住む暴力団幹部の男(55)ら4人です。 警察の調べによりますと、男らは2019年10月上旬から11月中旬にかけて長崎市青山町の私道にバリケードを設置し、付近住民に通行料の支払いを求めた疑いがもたれています。 男らはバリケード設置前の9月に付近住民に対して一か月の通行料として「車を持つ世帯に1万円」「複数台所有する世帯に1台プラス3000円」「車を持たない世帯に3000円」「二輪のみ所有する世帯に月5000円」「事務所を併設している場合はプラス5000円」を求める通知文を提示。 住民側はこれに応じず通行妨害の禁止を求めて提訴し、裁判は去年1月に地元自治会が私道の所有権を取得することで和解が成立していました。 去年5月に大阪府警曽根崎署が男らのうちの1人を別件で逮捕し、その後の捜査の中で今回の事件が発覚し4人を組織的恐喝未遂の疑いで逮捕しました。 警察は4人の認否を明らかにしていません。

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