大手化粧品メーカー「資生堂」の商品の偽物をインターネット上で販売した疑いで男2人が逮捕されました。 堺市南区の無職・柳沢駿容疑者（31）と杉本吉康容疑者（29）は、去年5月から6月にかけて、インターネットの通販サイトで資生堂の化粧下地「クレ・ド・ポーボーテヴォワールコレクチュールｎ」の偽物2個を販売した疑いがもたれています。 警察によると、商品は正規品よりも1割ほど安く販売され、香港から配送されていたということです。 調べに対し柳沢容疑者は「出品は中国側がやっていることで、偽物を販売していた認識はありません」と話していて、2人は容疑を否認しているということです。 事件を受けて資生堂は、健康被害のおそれもあるとして、正規品を扱う店舗などで購入するよう注意を呼び掛けています。