「管理能力が疑われると思い…」サンシャイン水族館の元館長ら書類送検…国から委託された絶滅危惧種カメの飼育数偽り管理費不正に受け取る

東京・大森署で撮影されたのは、並んで歩くカメ。 これはれっきとした警察の証拠品。 書類送検されたのは、有名水族館の元館長らでした。 今回、書類送検されたのは東京・池袋にあるサンシャイン水族館の元館長に現役の副館長ら4人。 絶滅危惧種のビルマホシガメの飼育を国から委託され、管理費をもらっていました。 しかし、カメを元職員に10匹譲り渡したにもかかわらず、正確な飼育数を国に報告せず、管理費を不正に受け取った疑いが持たれています。 その額は約20年にわたり、合わせて190万円ほどとみられています。 カメは水族館の元職員・植田正恵容疑者(56)と夫の智士容疑者(57)に譲り渡されていて、2人はカメを繁殖させ、違法に販売した疑いで逮捕されています。 元館長らは10年ほど前から管理費を多くもらっていることに気づいていましたが、「管理能力が疑われると思い、帳尻を合わせていた」と話し、カメの数を少しずつ減らして報告することで、帳尻を合わせようとしていたということです。

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