2人の間に何が 伊豆大島で起きた死体遺棄事件、逮捕された男とは

伊豆諸島の北端に位置する伊豆大島(東京都大島町)。22日早朝、都道沿いにある畳店前に警視庁の捜査車両が並び、鑑識の捜査員らが慌ただしく出入りを繰り返していた。 警視庁は24日、飲食店従業員の高瀬静香さん(37)の遺体を損壊し、遺棄したとして畳店を経営する柳瀬宗達容疑者(45)を死体損壊・遺棄容疑で逮捕した。 事件の発端は、昨年10月23日、畳店から車で10分ほどのところにある海岸「砂(さ)の浜」で、人骨を清掃中の住民が見つけて通報したことだった。骨盤付近の骨6個で、身元を特定するため、警視庁は島内で行方不明になった人がいないか捜査を始めた。 一方、高瀬さんは昨年9月9日に伊豆大島を訪問。当時勤務していた下田市の飲食店の同僚には「大島の彼氏の所に行く」などと伝えていたが、その後連絡が途絶えていた。

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