24日、知人男性らに「俺の顔を潰す気か」などと言い、現金1200万円を脅し取ったとして、指定暴力団・道仁会系の組長ら男女3人が逮捕されました。 恐喝の疑いで逮捕されたのは、久留米市を拠点に置く指定暴力団・道仁会系組長の三笠正貴容疑者(48)と道仁会系組幹部の山口圭一朗容疑者(37)、無職の伊崎愛容疑者(30)です。 警察によりますと、おととし2月、三笠容疑者らは共謀のうえ、福岡市東区の会社事務所で、県内に住む知人で自営業の男性(42)ら男性2人に、 「俺の顔ば潰す気か」「親父がここまで出てきとるのに貸さんとありえん」 などといい、現金1200万円を脅し取った疑いがもたれています。 伊崎容疑者から金を貸してほしいと依頼されていた被害男性は、伊崎容疑者を通じて三笠容疑者らと知り合い、今回の事件に発展したということです。 去年6月、被害男性が警察に相談したことで、事件が発覚していました。 警察は、三笠容疑者らの認否を明らかにしていません。 警察は、脅し取った1200万円が暴力団の資金源となっていたとみて、捜査しています。