JR長野駅前で起きた殺傷事件の容疑者が逮捕されたことをうけて、長野市教育委員会は、「児童生徒の心のケアを第一に対応していく」とコメントを出しました。 また教職員、保護者による登下校時の特別な巡視や見守りについては、それぞれの学校の実情に応じた対応としています。 事件現場近くにある小学校1校は、通常通りの登下校に戻る見通しです。 22日の事件のあと、市の教育委員会は、できる限り登下校の際の付き添いを求め、事件への不安などから休んだ場合も欠席としない措置を取りました。 長野市内の公立の小中学校では23日はおよそ2800人、24日も2000人ほどが登校を控えていました。 市教委は「今後も児童生徒の心のケアを第一に考え、心配なことがあれば、各校・市教育委員会に相談してほしい」としています。